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ADHDの症状

1.「忘れ物」が多くて困っている

ADHDの中で「不注意型」に当てはまる子は、忘れ物が多いのが特徴です。
持ち物を忘れたり、自分のしようとしていることを忘れることもあります。

ADHDの子どもには、3つのタイプがあります。 それは「不注意」が強くあらわれる子、「多動性・衝動性」が強くあらわれる子、どちらの症状も同じくらい前面に出ている「混合型」の子の3タイプです。 「忘れ物が多い」のは、「不注意」が強いタイプの子に見られる症状です。

医師が「心の病気(精神疾患)」の診断をする際に基準としている「DSM−W」では、「不注意型」の特徴として「課題や活動に必要な物をしばしばなくす」「直接、話しかけられても、聞いているようには見えない」「さまざまな課題や遊びにおいて、注意力を持続することが困難である」などの特徴をあげています。 このタイプの子は宿題や鉛筆、教科書などの忘れ物が多く、授業中にぼんやり外を眺めていたりします。集中力に欠け、うまく指示に従えないのも特徴です。


2.衝動的な行動で「友人関係」がうまくいかない

気持ちの行き違いが原因で、友だちとケンカをするなど、ADHDの子は友人関係がうまくいかなくなることがままあります。

ADHDの大きな特徴に「衝動性」があります。 そのため、友だちとの気持ちの行き違いが原因で、自分を抑えることができなくなったりします。 まわりからは、突然怒ったり暴れたりといった行動をとったように見られがちで、いわゆる「キレやすい」子と思われ、距離を置かれてしまうこともあります。 一見、本人がいじめっ子になっているようですが、そんな行動を友だちにからかわれたり嫌われたりして、逆にいじめの対象になることもあります。 さらに先生から「叱っても反発ばかりする」というレッテルを貼られてしまうと、本人にとって集団生活を送ることが大変苦しくなってしまいます。 「なぜ自分はこうなんだろう?」と悩み、疎外感を深める原因ともなります。

衝動的な行動から友だちとのトラブルが続くような場合は、ADHDの診断基準に当てはまるかどうか、子どもの行動を注意深く観察してみましょう。


3.「集中力」がまったくない

じっと人の話を聞いたり、細かい作業をするために根をつめなければならないようなときに、どうしても集中することができません。 ADHDの子どもは、集中しなければならない状況でも集中し続けることができません。

通常、私たちは、たくさんある情報の中から自分に必要な情報だけをピックアップすることを自然に行っています。 ところがADHDの子どもは、必要なものだけに神経を集中させることがどうしてもできないのです。 学校では、先生の話を最後まで集中して聞けないため、授業の内容をしっかり把握することができなくなったりします。 そのため、学習に遅れが生じてしまいがちです。

また、団体行動をとらなければならない場面でも、途中で注意がそれてしまうためひとりだけみんなと違った行動をとってしまうことがあります。 家庭では、ひとりで宿題をしていてもテレビの音や机のまわりにあるほかの本に気をとられたりして、なかなか進みません。 また、親の話を注意して聞けないので「反抗的な子」と思ってしまいますが、本人には決して悪気はありません。


4.「落ち着きがなく」動きまわってしまう

ADHDの子は、静かにしなければならない場所でも騒ぎ出してしまいます。 親にしてみれば「子どもらしい」と笑ってばかりいられないこともあります。 子どもは、電車の中や店の中などで騒ぎ出してしまうことがよくあります。 小さいうちは、いわゆる「場の空気」をうまく読むことができません。 そのため、子どもは静かにしていなければならない状況なのかどうかを理解することがなく、動きまわってしまいます。

一般にこういった行動は、大きくなるにつれて少なくなっていきます。 まわりの大人に注意されたり、経験を積み重ねたりする中で「今は騒いではいけないのだな」ということに本人も気づき始め、行動を慎むことができるようになります。 しかしADHDの子は、言い聞かせても騒いでしまう様子がさまざまな場面で見られます。 就学前は「あの子は活発だから」と見てもらえたことも、小学校に上がるとだんだんそうはいかなくなり、本人も困難を感じるようになります。







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