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うつ病をひき起こす主な誘因・原因

考え方の癖

 うつ病になる人は、考え方に癖や傾向があります。そのパターンを挙げると以下の項目になります。こうした考え方の癖や性格に対して働きかけ、治療したり予防したりする精神療法が認知行動療法です。

【良い出来事でも、常に悪く受け止める】
 物事について、悪いところばかりを見ます。かりに良い出来事があっても、悪く受け止める傾向があります。仕事上で成功しても、「たまたま運が良かっただけだ」と自分を常に過小評価し、「あの時、もっとこうすべきだった。自分はダメな人間だ」と考えてしまうタイプです。
【ひとつの失敗を、すべてに当てはめる】
 良くないある出来事が一回起きたことを、生活のすべてに当てはめ、今後も繰り返し起こると思い込んでしまいます。たった一回の失敗で「自分はダメな人間だ」と決め込むタイプです。
【結論が飛躍し、心を読み過ぎる】
 どんな事でも過程があり、順序や段階がありますが、うつ病の患者はひとつの出来事に対してその過程を考えず、一気に結論を出します。それも最悪のケースを想定して結論を出す傾向があります。これが人に対しては“心の読み過ぎ”という傾向になり、ひとつの状況から人の気持ちを深読みして、それをずっと思い込んで修正できなくなります。
【すべては、0点か100点しかない】
 この考えは、すべての物事は「100点満点でなければならない」と決めつける考えです。100点でなければ、後は0点しかないと考え、すべては白か黒かでその中間がない考えです。普段の生活では100点満点で完璧なことはないので、すべては0点で不満の連続です。
【するなら完璧にすべきである】
 何事も自分のすることに対して「こうすべきである」という考え方です。するなら完璧にすべきである、という考え自体は間違いではないですが、その気持ちが行き過ぎると自分で自分を縛ってしまう結果になります。
【自分の感情で、状況を決めつけてしまう】
 例えば、自分が置かれている状況が絶望的であれば、その他の事もすべて絶望的であると考える癖です。そのような状況でなくても、他に目を向けて可能性を考えようとしないタイプです。
【自分にレッテルを貼る】
 「自分は何をやってもダメだ」というレッテルを自分に貼る傾向の人です。マイナスイメージを自分の代名詞としてしまうタイプです。些細な失敗でも、「だから自分はダメな人間だ」とひどく落ち込み、ほかの可能性を考えようとしない思考タイプです。
【すぐに自分のせいにする】
 身の回りに起こるいろいろなことに対して、自分に責任があると思い込む癖です。自分に関係がない事でも、自分のせいだと考え、不必要な責任感を背負い込むタイプです。




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